ピクシブ文芸
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山形小説家・ライター講座『講座だより』

山形小説家・ライター講座

VOL.112 講師:辻村深月先生(2018.6.24)
「ひとりの視点から見る世界って、ミステリ仕立てにしなくても、充分に謎があるんですね。誰かの視点をとることは、誰かの秘密を暴露することと同じなんだ、と考えていただけたらと思います」  6月の講座には、辻村深月(つじむら・みづき)先生をお迎えした。  1980年山梨県出身。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞受賞。2012 …
VOL.111 講師:唯川恵先生(2018.05.27)
「結末を最初から決めて書くと、早くそこに行きたくて、書くべきことを端折ってしまいがちになります。その場合は、書きこぼしのないよう、より慎重に書き進めてください」  5月の講師は、唯川恵(ゆいかわ・けい)氏をお迎えした。  1955年金沢市出身。1984年『海色の午後』でコバルト・ノベル大賞を受賞し作家デビュー。ティーンズ小説の分野で人気作家となり、のち一般小説にも進出。1997年にはホラー的 …
Vol.110 講師:吉村萬壱先生(2018.04.22)
「ご自分の意識と、作品の距離感をつかむためには、自分をある程度突き放して書く必要があります。自分に同情して書いていない作品こそ、読んでいて胸に迫るんです」  4月の講師には、吉村萬壱(よしむら・まんいち)氏をお迎えした。  1961年愛媛県生まれ、大阪府育ち。1997年、「国営巨大浴場の午後」で京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、『クチュクチュバーン』で文學界新人賞受賞。2003年、『 …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その4(2018.03.25)
「読者は馬鹿じゃありませんよ。説明をくどくどすることが読者に対するサービスだと思ったらこれは大間違いで、説明するよりも大事なことがその作品にあるなら、説明は捨てちゃってもかまわないと思いますよ」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第4部は、みつときよるさんの作品『彼女アレルギー』の講評を取り上げます。 ◆みつときよる『彼女アレルギー』(40枚)  蝶にアレルギーを持つ、吾妻美国(あづ …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その3(2018.03.25)
「タイトルは、たった何文字かですけど、内容とほぼ同じ重さがあります。それを読んだだけで、本を一冊読んだような気になるぐらいのものなんですよ」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第3部は、長谷勁さんの作品『面倒な人生』の講評を取り上げます。 ◆長谷勁『面倒な人生』(14枚) 洋子は四十六歳になった。人生が面倒になり、同い年の夫と仕事のない日はごろごろしている。そのうち、各々の部屋は汚く …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その2(2018.03.25)
「テレビドラマなら視点を変えるのは簡単ですが、小説では難しい。視点がわかりにくいというのは、小説にとって致命的になりかねません」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第2部は、椨月杏さんの作品『くちなし』の講評を取り上げます。 ◆椨月杏『くちなし』(42枚) ある若者が、古いアパートを訪れた。 そのアパートの庭には一本の梔子の木があった。若者はアパートを訪れるうちに、一階の部屋に住む老 …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その1(2018.03.25)
「小説は誰でも書けるし、何を書いてもいいんです。もっと自由でいいんですけど、でもどうでもいいというものではない。現状・動機・対象により、アドバイスは変わってきます。という話を、これからいたしましょう」  3月の講師には、京極夏彦(きょうごく・なつひこ)氏をお迎えした。  1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビューし、以後多くのヒット作を次々に発表。ミステリ・ホラー・怪談・妖怪 …
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