ピクシブ文芸
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山形小説家・ライター講座『講座だより』

山形小説家・ライター講座

Vol.110 講師:吉村萬壱先生(2018.04.22)
「ご自分の意識と、作品の距離感をつかむためには、自分をある程度突き放して書く必要があります。自分に同情して書いていない作品こそ、読んでいて胸に迫るんです」  4月の講師には、吉村萬壱(よしむら・まんいち)氏をお迎えした。  1961年愛媛県生まれ、大阪府育ち。1997年、「国営巨大浴場の午後」で京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、『クチュクチュバーン』で文學界新人賞受賞。2003年、『 …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その4(2018.03.25)
「読者は馬鹿じゃありませんよ。説明をくどくどすることが読者に対するサービスだと思ったらこれは大間違いで、説明するよりも大事なことがその作品にあるなら、説明は捨てちゃってもかまわないと思いますよ」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第4部は、みつときよるさんの作品『彼女アレルギー』の講評を取り上げます。 ◆みつときよる『彼女アレルギー』(40枚)  蝶にアレルギーを持つ、吾妻美国(あづ …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その3(2018.03.25)
「タイトルは、たった何文字かですけど、内容とほぼ同じ重さがあります。それを読んだだけで、本を一冊読んだような気になるぐらいのものなんですよ」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第3部は、長谷勁さんの作品『面倒な人生』の講評を取り上げます。 ◆長谷勁『面倒な人生』(14枚) 洋子は四十六歳になった。人生が面倒になり、同い年の夫と仕事のない日はごろごろしている。そのうち、各々の部屋は汚く …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その2(2018.03.25)
「テレビドラマなら視点を変えるのは簡単ですが、小説では難しい。視点がわかりにくいというのは、小説にとって致命的になりかねません」  京極夏彦先生を講師に迎えた3月講座ルポ第2部は、椨月杏さんの作品『くちなし』の講評を取り上げます。 ◆椨月杏『くちなし』(42枚) ある若者が、古いアパートを訪れた。 そのアパートの庭には一本の梔子の木があった。若者はアパートを訪れるうちに、一階の部屋に住む老 …
Vol.109 講師:京極夏彦先生 その1(2018.03.25)
「小説は誰でも書けるし、何を書いてもいいんです。もっと自由でいいんですけど、でもどうでもいいというものではない。現状・動機・対象により、アドバイスは変わってきます。という話を、これからいたしましょう」  3月の講師には、京極夏彦(きょうごく・なつひこ)氏をお迎えした。  1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビューし、以後多くのヒット作を次々に発表。ミステリ・ホラー・怪談・妖怪 …
Vol.108 講師:村山由佳先生 ゲスト:千早茜先生(2018.2.25)
「本筋に関係ない余計な情報を排除していくことで、本当に言いたいことが伝わっていきます。まずは、思いついたまま書いてしまう癖をやめましょう」  2月の講師には、村山由佳(むらやま・ゆか)氏をお迎えした。 1964年東京都生まれ。1993年『天使の卵-エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞受賞。2003年『星々の舟』で直木賞受賞。2009年には『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛 …
Vol.107 講師:三浦しをん先生(2018.1.28)
「作者自身の価値観や正義感は当然あってしかるべきだし、作品に自然とにじむものだが、それが登場人物の類型化につながってはいけない」  1月の講師には、三浦しをん(みうら・しをん)氏をお迎えした。  1976年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2000年、小説『格闘する者に○(まる)』でデビュー。06年に『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞する。2012年に『舟を編む』で本屋大賞を、201 …
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