ピクシブ文芸
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連載記事

2020年2月28日更新
山形小説家・ライター講座
Vol.131 講師:川本三郎先生(2020.1.26)
「(今回のテキストは)私が近年に読んだ、『男はつらいよ』について書かれた文章の中で、一番刺激を受けました。このまんま映画雑誌に載ってもまったくおかしくない。本当に意表をつかれた作品でした」  1月の講師には、川本三郎(かわもと・さぶろう)先生をお迎えした。  1944年東京都出身。週刊誌記者を経て、1977年『朝日のようにさわやかに』で文筆家としてデビュー。映画・文芸・都市など幅広いジャンルで …
2020年2月20日更新
→第2回「夢さなか」を読む *   *   * 新吉原は松代屋の格子女郎であった小鈴が、労咳で養生していた待乳山から抜け出し、大川の対岸に位置する寺島村の丘の上で服毒死してから十日が過ぎた。つむぎの調べに因り、毒は附子(トリカブト由来)であろうと推察された。製法及び匙加減次第で、疼痛の薬にもなれば即効性の毒にもなる。相当な知識がなければ扱えない代物である。 小鈴は編笠を被った武家の男に連れ出され、 …
2020年1月22日更新
山形小説家・ライター講座
第115回 阿部智里氏(作家)×紺野仲右ヱ門(夫婦作家)座談会
「創作活動は結局自分のためにやらないと、いつか破綻すると私は思っています。結局のところ、創作活動って自分のエゴの終着点なので、たとえ結果としてそれが他の人に喜ばれることがあったとしても、「誰かのために」と言い出したら、それは欺瞞ではないかと」  第115回は作家の阿部智里氏をお迎えして、本講座出身作家である紺野仲右ヱ門(紺野信吾氏・真美子氏の夫婦共同ペンネーム)ご夫妻の司会のもと、松本清張賞を …
2020年1月15日更新
山形小説家・ライター講座
Vol.130 講師:阿部智里先生(2019.12.8)
「ファンタジー小説の場合、現実世界を舞台にした小説と描き方が違う部分があります。作者が見ている光景が、読者には見えていないので」  12月講座には、阿部智里(あべ・ちさと)先生を講師としてお迎えした。  1991年群馬県出身。早稲田大学在学中に『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞。これに続くファンタジー小説「八咫烏シリーズ」が大ヒットを記録し、早くも多数の熱狂的読者を獲得してい …
2020年1月6日更新
井上「もし小説に役割があるとしたら、自分が見えているものだけが世界のすべてではない、と知ってもらうことではないかと思います」 角田「100人いれば99人はしないことを、この人物はやっている。そこにリアリティを持たせるのが本当に大変です」 江國「場所を決めて人を作ったら、時間が流れれば小説ができると信じているので、私にとって一番難しいのは、小説の中で時間を流すことですね」  第114回は角田光代氏 …
2019年12月26日更新
山形小説家・ライター講座
Vol.129 講師:角田光代先生、井上荒野先生、江國香織先生(2019.11.24)
井上氏「ちょっと気の利いた小道具を思いついただけで満足してしまうよりも、世界を構築すること、そこで小道具をどう活かすか、という順番で書いていかれるといいと思います」 江國氏「言いたいことは埋め込まないと。言いたいことを言ってしまうと「はいそのとおり」としか言えないので、読んだ人が見つけられるようにしてほしい」 角田氏「全部書いてしまうと、わからないことが何一つないかわりに、世界がすごく平坦になっ …
2019年12月5日更新
山形小説家・ライター講座
第113回 朱川湊人氏(作家)×黒木あるじ氏(作家)対談
「みなさんね、1回で終わらそうとしないでくださいね。書き直しとか最初からやり直しとかを、嫌がらないほうがいいです。推敲することで小説は良くなりますし、書き手もそこでよりいっそう成長するんですよ」  第112回は朱川湊人先生をお迎えして、短篇と長篇の書き方の違い、題材の取り方と時代性、尊敬するクリエイター、初心者におすすめの自著など、幅広いお話をしていただきました。 ◆短篇は早く終われる(笑)/オ …
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