ピクシブ文芸
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中山七転八倒

中山七里

10月1日  妻と娘3人で広島・宮島へ。3人が揃うことは滅多にないので、これを機会にと娘が計画してくれた。  まず広島駅のレストランでカキ尽くしを味わう。旬ではないにしても(カキの解禁は2日後だ)やはり本場ならではの味。堪らん。宮島に渡り、商店街で更に焼きガキを堪能し続ける。ふと気づけば本日はカキしか口にしていない。昨夜のスッポンといい、そんなに精力つけてどうするつもりだ。  決まっているではないか …
9月20日  台風が接近しているせいで朝から大雨。気候に関係なく仕事を進められるのが自由業の数少ない特権の一つ。低気圧で頭が痛くなる人も多いそうだが、こちとらそんな繊細な神経は持っちゃいねえや。  12時30分、かかりつけの歯医者に赴くと、いつもカウンターに置いてある僕の著作が二冊ほどなくなっている。先生に理由を訊ねると、 「中山さんの本を置いていたら、患者さんから貸し出しの要望がありまして。好評な …
9月5日  執筆途中、三友社Mさんより電話あり。新聞連載『護られなかった者たちへ』、あと八日分について、今日中に書き上げる旨を伝える。先方はラストも近いので十日分ずつでもいいとのことだったが、やはりひと月分毎にゲラ確認した方が落ち着く。  更に実業之日本社Kさんからも電話あり。 『来月号のJノベルから新連載開始の広告を打っていいですか』  元より八日までに第一回目の原稿を渡すつもりだったので、僕 …
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