ピクシブ文芸
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投稿作品ピックアップ

2018年4月20日更新

投稿作品ピックアップ

ピクシブ文芸編集部
本屋の跡取り息子・和也の30歳の誕生日、“魂の指導者”と称する、しゃべる老猫に「魔法を覚えたくはないか?」と言われたことから始まる、ちょっぴりファンタジックな物語。人がよすぎて面倒なことに巻き込まれがちの日常を打破するべく、魔法使いになる決意を固める和也が、腹違いの姉妹や、本屋に訪れる小学生の男の子や女の子との関わり合いを通して成長していく様子が、コミカルかつあたたかく描かれていて、和也を応援したくなります。老猫も愛らしいです。巧みなキャラクター描写と構成で世界観に引き込まれました。
2018年4月17日更新
ピクシブ文芸編集部
とある会社を舞台に、同年代の2人のサラリーマンの日常を切り取った短編です。ごく平凡な会社員・佐藤が、ある日、正義感が強く、熱血な中島と出会います。中島に対して、ちょっと面倒だけれど、実はそうなりたくもある、という羨望の思いを淡く抱く佐藤には、多くの人が共感する部分がありそう。物語は思わぬ展開を迎えますが、まるで落語のようで、そう来たか!と驚かされました。短編はテクニックがある程度必要になると思いますが、起承転結がしっかりしていて読みやすいです。またぜひ短編にも挑戦してほしいです。
2018年4月4日更新
ピクシブ文芸編集部
アラサーの主人公・理沙子が、ホームレスが持つ「夜光石(ヨヒカリイシ)」を手に入れたことから始まる不思議な物語です。まずは吸引力のあるタイトルと、冒頭の描写が秀逸で、物語の舞台へ一瞬にして導かれます。理沙子はもちろん、彼女が「カクヒト(書く人)」と名付けるホームレス、勤務先の文具店の女店主、文具メーカーの営業の男の子…どの人物もいきいきと魅力的に描かれていて、著者の愛着を感じます。複雑な心情描写も見事で、特に女性はたびたび共感することでしょう。アニメや映像で見てみたい一作です。
2018年3月28日更新
ピクシブ文芸編集部
女子高を舞台に、占いを信じない女子高生・橘香と、“本物の占い師”と称する後輩・静璃が繰り広げていくミステリー。タイトルのポップ感そのままに、女子高生のスクールライフが生き生きとユーモラスに表現されており、彼女たちの賑やかな声が聞こえてきそう。一方、静璃の占いの結果、「先輩に危機が迫っている。私が救う」と告げられた橘香は半信半疑だが、どうやら災難や事件が続出しそうな不穏な気配…。楽しさの中に、ミステリー要素を上手に絡められていると感じるので、今後の展開にも期待したいです。
2018年3月22日更新
ピクシブ文芸編集部
夜に寝ない代わりに、春の間ずっと眠り続けてしまう「ゆみ子」を、そばで見守る「私」の視点で描かれたラブストーリー。2人が出会った秋を起点に、仲を深めていく様子が四季を通してつづられていきますが、季節の描写がとても巧みで、美しい絵画や映像が鮮明に浮かんでくるようです。登場人物も少なく、ほとんどが2人だけですが、その分、「私」の心理描写の丁寧さが際立ち、また、無駄を省いた独特のテンポ感の会話も、作品の世界観に心地よく没入させてくれます。不思議だけど美しく、切ないけれどあたたかい一作です。
2018年3月19日更新
ピクシブ文芸編集部
大柄で生真面目な新人刑事・西森と、貧相でヘラヘラとした自称殺人事件研究家・鷲頭。2人の青年がコンビを組む、いわゆるバディものですが、とにかく2人のかけあいの描写が見事。西森は、人を試すような態度の鷲頭に苛立ちつつも、次第に絶妙な信頼関係が生まれていく様子が、とてもうまく表現されています。キャラクターもユニークかつリアルで、映像化するなら誰がいいか……などと思わず想像が膨らむほどです!!

2018年2月28日更新
ピクシブ文芸編集部
味噌蔵の跡継ぎで修行中の青年・壱が、“異世界”の村の食堂を舞台に、料理の腕を生かして成長していくファンタジー×グルメのシリーズ。動物園で仔カピバラに噛まれて異世界へ行ったり、そこで10年前に失踪した祖父と再会したり…という展開にワクワクさせられます。特筆すべきは壱が料理をする場面。調理の様子がレシピのごとく詳細に、分かりやすく描かれ、食欲が刺激されます。和食、特に味噌汁の描写は秀逸! どこか不思議だけどあったかいヒューマンドラマに癒されます。
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