ピクシブ文芸
ピクシブ文芸

投稿作品ピックアップ

2020年7月22日更新

投稿作品ピックアップ

ピクシブ文芸編集部
“変わり者”と人から言われることが嫌いな男子高校生・凛陽(りょう)と、老若男女いろんな人物に変装しては自分の前に現れる不思議なイケメン・タカハシ。なぜかタカハシに興味を持たれ、彼の探偵事務所でバイトをすることになった凛陽は、実態がつかみきれないタカハシの本当の姿を知りたいと思うようになり……。
さまざまな色がキーポイントになっており、その表現が豊か。特にタカハシの描写が美しく際立っています。凜陽の心情が丁寧に描かれており、2人の心の距離が徐々に近づく過程が上手につづられています。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 3 ★★★☆☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年7月16日更新
ピクシブ文芸編集部
2年付き合った「彼女」を癌で亡くした「俺」。何も遺されていないし、葬式でも泣けず、実は互いにそんなに好きではなかったのでは、とショックを受けます。そんな中、「彼女」と半同棲していた部屋を訪れた「俺」は、自分宛てのメモ書きを発見して……。
彼女の思惑とは? そんな疑問を持ちながらメモに導かれるように2人の日々を回想していく彼の複雑な心情描写が秀逸で、グイグイと引き込まれました。淡々としつつも軽妙で、すっきりとした文章も好感が持てます。切ないのにユーモラスであたたかく、じんわりと胸に迫る短編です。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    5 ★★★★★
タイトルがいいです!   4 ★★★★☆
2020年7月9日更新
ピクシブ文芸編集部
偶然間違えられてしまい、いろんな人の手に渡っていく傘と、傘を手にした人たちのささやかなエピソードをつづった4話からなる短編。おばあちゃんが買ってくれたみっちゃんの大好きな赤い傘は、恋の予感をたたえた12、3歳の男女、隣人の年下男子が気になる30代OL、そして傘を探すおばあちゃんの元で、彼らの日常の一コマに居合わせます。
切り取る場面しかり、そのエピソードを彩る絶妙な微笑ましさや切なさがエモーショナル。世界観を演出する童話のような文調も効いています。どこかファンタジックな素敵な物語です。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    5 ★★★★★
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年7月2日更新
ピクシブ文芸編集部
江戸中期を舞台に、家の事情で新吉原に売られ、花魁まで上り詰めた主人公の壮絶な人生と愛を描いた物語。富士の噴火で命を落とした妹のため、守銭奴の父と兄を見返すため、必死に生きてきた彼女は、身請け人の死を機に、心に深い闇を抱える錺職人・政吉と出会い……。
丁寧な口調でつづられる彼女の一人語りから、上品さや気丈さ、芯の強さなどパーソナリティが生き生きと伝わってきます。当時の時代背景や言葉などもリアル。2人の切なく、もどかしい恋愛がドラマチックに展開し、見事なエンターテインメントに仕上がっています。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年6月26日更新
ピクシブ文芸編集部
気を失って目覚めると、どうやら恋人である“彼”の記憶だけを忘れてしまっている“私”。「思い出さなくてもいい」と言いながら献身的に接してくれる彼と過ごすうちに、ついにその理由にたどりつきますが……。
冒頭に描かれる雷雨の中で2人が相対する場面が印象的かつミステリアスで、一気に世界観へと引き込まれました。私の視点で始まり、後半から彼の視点になることでストーリーに奥行きが生まれています。「忘れる」「許す」というキーワードがうまく絡められており、複雑で繊細な心情描写も秀逸です。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    5 ★★★★★
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年6月11日更新
ピクシブ文芸編集部
男性役を女性が演じる劇団「ひとひら座」で頭角を現した23歳の新進女優・春原黎姫が急逝。そんな彼女の芝居に心を奪われていた文筆家の男性が、文芸誌に寄せた追悼文という形で書かれた短編です。
文章のトーンや言葉選びが豊かで、詳しくは語られない文筆家の人柄が伝わってきました。文筆家が彼女を褒め称える表現も秀逸。特に舞台上での輝きをつづったくだりは熱く、魅力的で、その様子が目に浮かぶよう。文筆家と役者という芸術家同士だからこそ抱く嫉妬など複雑な思いも盛り込まれ、短くも巧くまとめられた一篇です。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 3 ★★★☆☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年6月4日更新
ポーカーフェイスで気だるげな見た目とは裏腹に、ずば抜けた推理力を持つ探偵・最上千影と、彼の助手を務めるゲーム実況者・皆木糸音。大学時代の友人がバディを組んで殺人事件に挑む正統派探偵シリーズの一篇です。一週間に一度しか船が訪れない離島で催されるパーティーに出席した二人は会場のホテルで連続殺人事件に遭遇して……。
長身で硬派な千影と、小柄で少年のような糸音の凸凹コンビ感がいい味を出しています。展開はテンポよく、本作含め、事件についてしっかり練られている印象。今後の二人の活躍も楽しみです。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    3 ★★★☆☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
あなたの作品を掲載しませんか? アカウントを作成 作品を投稿
あなたの作品を掲載しませんか? アカウントを作成 作品を投稿