ピクシブ文芸
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投稿作品ピックアップ

2018年12月26日更新

投稿作品ピックアップ

ピクシブ文芸編集部
青年・余市が、訪れた土地にまつわる数奇な物語をたどるファンタジー短編。ある秋の日、余市は立ち寄った山の廃れた村落で、愛らしい少女・ふみに出会います。村人たちから孫や娘のように大切にされているふみですが、彼女の家に泊まることになった余市は、かつて村落で起こった悲しい出来事を知って……。風景や人の心情などの描写が繊細かつ穏やかで、とても読みやすかったです。余市がいろんな土地をめぐるシリーズを読んでみたいと思いましたし、ミステリアスな余市のバックボーンにも興味がわきました。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 3 ★★★☆☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年12月17日更新
ピクシブ文芸編集部
夢をテーマにしたファンタジー短編です。仕事のストレスで悪夢を見るようになった主人公の男性は、夢の中に現れた大きな裂け目から伸びてきた手に捕まえられ、夢の中へ。その手の正体は“夢の調合師”を名乗る青年。「君のストレスが邪魔して素敵な夢が作れない」と嘆く青年に促され、男性は少しずつ解放されていきます。夢の調合師しかり、大量の濁った色の風船がひしめく部屋=自分のストレスの状態、などユニークな設定がメルヘンチックな世界観に自然と引き込んでくれます。風船を一つずつ割っていく様子が気持ちよさそうで、読後感も爽快です。


キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年12月11日更新
ピクシブ文芸編集部
女子高の寮で出会った1年生の千里と麗。ゴールデンウイークに帰省しなかった2人は、誰もいない寮で初めて言葉を交わし、お互いに故郷にコンプレックスを抱えていることが分かります。それに向き合おうとする麗に影響を受け、千里も逃げるように出てきた大阪の街に思いをめぐらせることに……。2人の会話が優しさにあふれていて、心に染みるものばかり。千里の名前にまつわるエピソードはよく考えられていると思いました。2人をつなぐ“空色の和菓子”が効果的に使われていて、物語全体をさわやかに彩っています。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年11月29日更新
ピクシブ文芸編集部
戦後間もない東京郊外。小夜は東京大空襲で家族と声を失って路頭に迷っていたところ、「おしゃべりじゃないのがいい」と人気女流作家・修子の屋敷に引き取られます。修子の小説の口述筆記や身の回りの世話をして彼女に仕える小夜は、恋に奔放だが優しい修子を慕い、修子も純真な小夜を頼りにし、支え合って暮らす2人。声を出せない小夜が修子へ思いを募らせていくさまが繊細に描かれ、切なさともどかしさが伝わります。小夜と修子のキャラクター描写も秀逸。2人の関係がどう変化するのか、先が読みたくなりました。

キャラクターが素敵です! 5 ★★★★★
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年11月26日更新
ピクシブ文芸編集部
就職活動がうまくいかず、くすぶった日々を送る大学4年の主人公・星野冬太。そんな彼に腐れ縁で幼なじみのミーナは「負け癖を直さないと」と指摘します。それは高校球児だった高3の夏の県大会予選、冬太が打てずに負けてしまった試合のことを意味していて……。冒頭に描かれる冬太の高校最後のバッターボックスの様子をはじめ、冬太とミーナの何気ない日常や、彼らが暮らす家や町の情景が秀逸で、空気感がリアルに伝わってきました。主人公の葛藤と成長が野球とうまく絡み、ドラマチックに仕上がっています。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   4 ★★★★☆
2018年11月12日更新
ピクシブ文芸編集部
人間と魔族が戦う世を舞台に、“春光の騎士”と称される気高い女騎士・グリステルと、彼女を捕らえたオークと呼ばれる魔族の男・ザジとの交流を描く短編小説。登場人物はほぼ2人。なぜ自分はオークに捕らえられたのか。疑念や不安、怒り、情けなさ、恐怖…グリステルが牢で感じるさまざまな心情の変化が丁寧につづられており、それがザジの存在をよりミステリアスに描き出します。敵対する者同士であるグリステルとザジの間に、ほのかに“情”が生まれていく描写が絶妙だと感じました。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    3 ★★★☆☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年10月29日更新
ピクシブ文芸編集部
地方の田舎町にすむ18歳の曽根彩乃は、大学受験の失敗、インフルエンザ、実家の果樹園での骨折……と立て続けに不運に見舞われ、悶々とした春を迎えていました。すべては、急に国公立大を受験しろと命じてきた父親のせいだと苦悩する彩乃は、短歌の投稿に自分の居場所を見出していきます。ライトでテンポのいい一人称は18歳の主人公にぴったりで、また、丁寧な心情描写は八方塞がりの焦燥感や閉塞感をよく表しています。短歌という着目点も面白いですし、彩乃が詠んだ短歌を知りたくなります。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
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