ピクシブ文芸
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投稿作品ピックアップ

2018年10月9日更新

投稿作品ピックアップ

ピクシブ文芸編集部
深夜3時、ファミレスで集まるアラサーの男女3人の会話劇です。ゲームのファンサイトで出会って10年になる彼らは小説家、漫画家をめざしており、月に一度、創作論を交わしている――というのは表向きで、互いにままならない日常の不安や不満を吐露し合うのが実情。ネット社会で生きる彼らが、夢と現実の乖離に葛藤する様子は、どこか滑稽ですが、誰もが共感できる部分も。会話の応酬がリアルで、彼らとファミレスにいるような感覚になるのも面白かったです。繰り返される「普通って何?」という問いが心に残ります。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 3 ★★★☆☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   4 ★★★★☆
2018年9月26日更新
ピクシブ文芸編集部
近未来を舞台に、5つの短編で構成されたオムニバス形式の物語。壁で守られたトップエリートの居住区「シティ」や、貧民居住区「キャンプ」に暮らす人々の生きざまを切り取ったSFですが、しっかりと構築された世界観が丁寧に描写されているので、情景がリアルに迫ります。「シティ」に住む少年、「シティ」統治下の鉱山で働く労働者、「キャンプ」の少年少女…制限された環境の中で葛藤しつつも生きる術を見つけていく、それぞれの物語の主人公たち。彼らの心情が、どこか詩的で、豊かな表現でつづられており、エモーショナルな読後感に浸らせてくれます。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年9月18日更新
ピクシブ文芸編集部
AI(人工知能)が搭載された自立駆動できるロボットの量産が可能になり、労働をしている人間のほうが少なくなった未来の社会が舞台。主人公のロボット“私”は、面接に落ちまくる、いわゆる落ちこぼれ。自分を造った博士がつけてくれた特権である“落ち込む”という機能を恨みつつも、大好きな博士に申し訳ないと思う“私”。それに対し、怒りも励ましもせず、淡々と接する博士の意図とは……? 世界観や設定がとてもユニークで興味深く、この社会に生きる、いろいろなロボットのエピソードを読んでみたくなりました。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    3 ★★★☆☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年9月10日更新
ピクシブ文芸編集部
村はずれの荒寺に住み着いていた粗末な格好の男・孝明が、村の危機を救うために、村の少年と馬をお供に旅へ。出発に際して身ぎれいにした孝明が、見違えるような美青年の姿になるのですが、主人公でありながら非常にミステリアスに描かれており、物語に引き込まれます。喜怒哀楽をあまり表さない孝明が、少年・汀や、道中に出会う朗らかで粗野な武家の男・宗平と交流する中で、少しずつ心を開き、3人が絆を深めていく様子が丁寧に描かれ、心温まります。孝明の素性が明かされていくクライマックスの展開も秀逸な長編小説です。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   4 ★★★★☆
2018年9月3日更新
ピクシブ文芸編集部
何らかの理由で作者の意に沿わず変わってしまった物語を、本の中の住人達からの依頼を受け、本を修復し、元の状態に戻すという“修復屋”に勤める人々の活躍を描くファンタジー。“1冊目”は「白雪姫」で、「お城から、色艶のいい林檎が入って来ない」とクレームが来るという林檎農家からの依頼。修復というユニークな発想や、多彩なキャラクター設定など、作者が生み出す豊かな世界観にワクワクさせられます。改めて童話のストーリーを知ることもでき、子どもから大人まで楽しめるシリーズになりそうです。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年8月31日更新
ピクシブ文芸編集部
警備会社でバイトをする大学生・雪ヶ谷静也。いわく付きの現場「マル幽」担当の彼が深夜の博物館警備で出会ったのは、イルザルと名乗る男。まったく別の人生を送ってきた二人が時間と場所を越えて心を交わすファンタジー。イルザルは怪異現象を自在に起こせる幽霊という設定で、展開も現実離れしたところが多々ありますが、主人公の心情や情景が丁寧に描写されているためぐいぐいと読ませられます。後半の自称霊能力者との対決もスリリングで、最後まで楽しめる作品です。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    5 ★★★★★
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2018年8月3日更新
ピクシブ文芸編集部
キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆

家庭へのアンドロイドの普及が進んだ近未来の町を舞台に、人間と人型アンドロイドのひと時の交流を描く物語。ゴミ収集業者のマークは、持ち主にゴミと言われて収集場に佇んでいたアンドロイド・アリサと出会います。「処分してください」と“自殺”を願うアリサを、複雑な思いでスクラップ工場へ。収集車で交わされる淡々とした会話の中で、マークの感情にじわじわと変化が生まれるさまが丁寧に描かれていて、気づけば感情移入していました。クライマックスにマークが取った行動は、自分ならどうするか、考えさせられるでしょう。
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