ピクシブ文芸
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投稿作品ピックアップ

2017年10月5日更新

投稿作品ピックアップ

ピクシブ文芸編集部
ピクシブ文芸大賞で最終選考には残りませんでしたが、編集部がおすすめする作品をこれから随時、ピックアップしていきます。

“ギジン”と呼ばれるアバターを使い、仮想現実化されたインターネット空間内で行われる鬼ごっこ。国家を巻き込む壮大なスケールで描かれていますが、ストーリーの焦点を絞っていてスピード感もあるので、とても読みやすいです。設定が緻密に作り込まれている分、限られた登場人物の間だけで物語が進んでいくのが不自然に感じられてしまうので、それを解決できるような設定か説明を追加するとより物語に入り込みやすいかと思います。
登場人物それぞれのキャラが立っていて、舞台転換は多く、アクションも派手、とエンタメ要素てんこ盛りで、アニメで見てみたいと興奮した1作です。

2017年10月2日更新

ピクシブ文芸編集部
ピクシブ文芸大賞で最終選考には残りませんでしたが、編集部がおすすめする作品をこれから随時、ピックアップしていきます。

下宿の管理人になったコミュニケーション下手な主人公が、下宿人たちとの交流を通じて成長していくストーリーです。
主人公の心情や、日々起こる出来事の描写が丁寧で、自然と物語に入っていけました。主人公だけでなく登場人物それぞれに変化が見られるので、読み進めるにしたがってどんどん愛着が湧いてきます。
全体を包む優しい雰囲気に好感が持てますが、少し単調な印象も受けるので、起こるイベントのいずれかをもっと掘り下げて、1つヤマを作るようにすると、メリハリがついて細部の描写もより活きてくるのではないかと思いました。
読み返したくなる魅力にあふれていて、不器用な大人たちの成長物語としてすごく好感を持った作品でした。

2017年9月19日更新

ピクシブ文芸編集部
ピクシブ文芸大賞で最終選考には残りませんでしたが、編集部がおすすめする作品をこれから随時、ピックアップしていきます。

壮大な世界観の作品が多いなか、本作はコンパクトで地に足のついた設定ながらも、丹念なドラマで読ませる秀作。少女漫画の王道を彷彿とさせる、淡くせつない人間模様がよく描けています。
本作で高く評価したのは、キャラクター造形と会話の魅力。特に、主人公のかんなと、佐木のやりとりが魅力的です。「そっけなくもどこか放っておけない男」と書くと典型的ですが、佐木はまさにそのタイプ。かんなが惹かれていく経緯は共感必至です。佐木の、ひょうひょうとしていながら時にもろさを感じさせる言動も、書き方によっては鼻につくと思うのですが、本作ではうまく魅力として表現できています。
ドラマのキーになるアイテム使いもうまいです。ライブハウス、サボテン、桜、ピアス、電車など、組み合わせと出し方で、しっかり読者のツボをおさえてきます。「わかっていたけど、こうもいいタイミングで出されたら泣いちゃうよ」という感じです。欲をいえば、1つか2つでも本作ならではのアイテムに入れ替えたら、よりオリジナリティが出て印象に残りやすいと思います。

2017年9月13日更新

ピクシブ文芸編集部
ピクシブ文芸大賞で最終選考には残りませんでしたが、編集部がおすすめする作品をこれから随時、ピックアップしていきます。

この作品の魅力、まず、タイトルが素晴らしいです。どんなお話なんだろう?というイメージが広がり、意外な言葉の組み合わせがとてもいいです。ストーリーは、桔夏という女子大生が亡くなったことから始まっていきます。彼女と親しかった幼なじみの航太と友人の透弥は、彼女が遺した作品の舞台となった場所に行く二人旅を決行!北海道、福岡、岩手など日本各地を訪ね、大切な人と出会っていきます。ひとつの作品の中に、死んだ彼女が書いた物語がたくさん盛り込まれていて、プロットがよく練られていました。大切な人の死を受け入れる旅という難しいテーマに、感動やユーモアを散りばめながら描いた素敵な小説です。

2017年9月12日更新

ピクシブ文芸編集部
ピクシブ文芸大賞で最終選考には残りませんでしたが、編集部がおすすめする作品をこれから随時、ピックアップしていきます。

まず1作目は、「レンタルマイセルフ」です。文字通り、もう1人の自分をレンタルできるサービスにまつわるストーリーです。依頼者側と、サービスの会社員側と両面が描かれていて、それぞれの視点での書き分けが見事でした。もっといろいろな変化に富んだ依頼者のお話が読みたくなります。ご都合主義的ではなく、そのキャラクターたちの性格や心情に沿って展開が練られていて、作者さんのキャラクターへの愛情を感じました。女社長の真志喜ミキがとても気になる人物なので、掘り下げて描くとよりお話に広がりが出てくると思います。

2017年2月22日更新

ピクシブ文芸編集部
恐ろしくて先が気になって仕方ない、読者を面白がらせる工夫がたくさん施されていました。砂場での描写や抑制の効いた会話によって、底なしの悲劇に導いていく。1文で景色が変わり驚かせられる場面もあり、物語の組み立てが見事でした。

2016年12月27日更新

ピクシブ文芸編集部
ジャカルタとボクシングの熱気が文章から伝わってくる、とても吸引力のある物語でした。読み進めるうちにこの後どうなるんだろうと、先がどんどん気になります。ロニーという謎めいたキャラクターと何かに絶望しきっているようなアキラ。2人の試合で起きた奇跡の場面は、抑制の効いた文章で表現されていて素晴らしかったです。なぜアキラが日本を離れることになったのかなどまだ明かされていないこと多くありそうで、ぜひ続きをはやく読みたいです!
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