「3人とも読み方も違うし、いいと思う点も違うんだけど、同じことを言っている部分もあります。それは、なぜ自分がその話を書くのかという必然性と、ストーリーのために人物がいるのではないということです」

 第90回は、角田光代さん、井上荒野さん、江國香織さんをお迎えして、お三方の文体についての考え方や、新人賞の選考で重視するポイントなどについて、お話していただきました。

◆汚い言葉と必然性/ウェルメイドなものを選ぶかどうか/母と娘、というトレンド

――先ほどの講評で、川股彩さんの『まどろみの薔薇』における性描写や汚い言葉の使い方について指摘がありましたが、みなさんはどう扱っていますか。

井上 それは小説によると思います。どんなに汚らしい言葉でも、それを使うような人物であれば使いますし、そういう場面をその小説が必要としているのであれば、書きます。

角田 私も、読む側としては、必然性があれば性描写があってもかまわないと思いますが、自分ではいっさい書かないです。なぜなら、難しいから(笑)。20代のころからそう思っていたんですが、自分がこれから書くであろう小説にとって、性描写が大事かどうか考えてみると、大事じゃないと思ったんですよね。これは必要ない、と。

江國 私も荒野さんと一緒ですね。自分にも好きな言葉や嫌いな言葉があるので、いちいち考えますけれど、それは性描写に限ったことではないし。西村賢太さんの小説なんかには、汚い言葉もいっぱい出てきますけど、それは必然性があるから。

――村上啓太君の『夏にきらめくように』は非常に実験的というか、特異な文体の作品ですが、このような作品は、最近の新人賞ではなかなかひっかからないのでは。

江國 どの新人賞でも、選考委員それぞれ、願いがあると思うんですよね。平均点みたいにまとまった、魅力に乏しいものは最終候補まで上げてほしくない、と思っているんですけど、でも選考委員は最終候補まで残った作品しか読めない。もっとめちゃくちゃな作品が読みたいな、と思う人も多いんです。奥泉光さんなんかは「僕はウェルメイドなものが好きなわけではないんだけどなあ」とおっしゃいますね。あ、奥泉さんは「ウェルメイド」という言い方をよくされるんですが(笑)。
 でも、すべての作家は二つのことを同時にやらなくちゃいけないんですよ。「みんなを納得させる」ことと「わが道をゆく」ということ。これは両方ないとダメです。

角田 純文学のほうでは、一次選考でAからDまで採点されてくるんですけど、「判断不能」というEとかFの採点もあるんです。そうやって残ってくる作品もあります。『夏にきらめくように』はまだ完成品ではないと思うんですが、こういうテイストのものが、私と江國さんが一緒にやっている、すばる文学賞に上がってきたとしたら、たぶん高橋源一郎さんが推すんですよ(笑)。私はたぶん、やめたほうがいいよ、と言いますね。どっちかというとウェルメイドなものが好きなので。でも高橋源一郎さんはたぶんこれを推すので、普通は2時間ぐらいで終わる選考会が、4時間ぐらいかかるかな、と思いました。

――小村虹子さんの『向こう側の声』は母と娘の確執を描いていますが、このテーマは、とくに女性の書き手がよく選ぶ傾向がありますね。いつの年もトレンドがあるものですが、最近はとくに母と娘が多い。

井上 流行ってるものを書いてきたからどうこう、ということはないですけど、流行ってるということは、そういうものがあふれているということですよね。なら、その中でなぜその作品を選ぶのか、という理由が必要になります。書き手が、流行っているからと無意識に選んで、なんとなくストーリーがつるんと出てきてしまうこともあると思いますが、やはり、自分はなぜこの作品を書きたいのか、ということを大事にしてほしいと思いますね。

角田 私は、流行は気にならないし気づきもしないんですけど、そう思わせてしまうのは書く必然性が薄いからだと思うんです。こうやって3人で、これがいいあれがいいと話すことの何が一番いいかというと、3人とも読み方も違うし、いいと思う点も違うんだ、ということを知ることが、書く人にとってはすごい強みになると思うんですよね。
 ただ、それと同時に、みんなこんなにバラバラなことを言いつつも、同じことを言っている部分もあります。それは、なぜ自分がそれを書くのかという必然性がないとダメ、ということと、ストーリーのために人物がいるんじゃなくて、最初に人間がいるからストーリーが動くんだよ、ということ。これは、言い方は違ってもみんな同じことを言ってると思うんですよね。

江國 すごいうまくまとまってる(笑)。

◆「小説を書く」とは何か/「共感」というキーワード/新しさの本質とは

――お三方は、昨年も「せんだい文学塾」と本講座の両方で講師をつとめられましたが、前回の「せんだい文学塾」では、地元のネットメディアで取材を受けました。そこで、中高生向けに「そもそも『小説を書く』とは何ですか?」という質問に、みなさんはこう答えています。

角田
 私にとって小説を書くということは、何かを考えるということです。考えることで、今という時代と、現代という社会と、つながっていると思っています。

井上
 「人間とはどのようなものか」ということを言葉によって知ろうとする(著者も、読者も)芸術。

江國
 わたしにとってそれは、とどめおけないものをとどめおこうとする試みであり、世界を言葉で再構築することでもあります。たのしいですよ。

(「宮城の新聞」
http://shinbun.fan-miyagi.jp/article/article_20160929.phpより)

 これが、みなさんの「小説を書く」ということですが、そこに読者は何を求めるか。最近は、読者が「共感しました」という感想を抱く作品が、もてはやされる傾向があるようですが。

江國 私はね、共感されたくなくてしょうがないんです(笑)。共感しました、というのは褒め言葉のつもりかもしれませんが、それは作品の良し悪しとは関係ないです。私は、誰も見たことがない景色を書いているつもりですから、すみずみまで全部理解できました、と言われたら、もっと遠くまで行きたいな、とちょっと凹みます。

井上 私もそうです。「共感しました」というのは、全然褒め言葉じゃないですよね。

角田 感情移入や理解と、共感は違いますよね。

――みなさんが新人に求めるものは何ですか。

角田 新しいもの、ですね。私、こうすれば新人賞なんて易々と取れるじゃん、とわかったときがあって。それは誰も読んだことのない、新しいものを書くことに尽きるんだと思ったんですね。新しい、というのは実験的だったり突飛だったりするわけではなくて、いま江國さんがおっしゃったように、小説って誰も見たことのないところへ読者を連れていってくれるものだと思うんです。一見普通の話に見えても、選考委員はきっとその新しさを見出して読むものです。

井上 物語というものは、どう書いてもすでにあるものの順列組合せになるので、そこで描かれている人間の行動に、共感するんじゃなく説得力があることですね。こういうとき人間はこうするんだ、ということが書けていれば、それが新しさになると思います。

江國 私は、主人公や登場人物のリアリティに尽きると思うんですね。もし本当に登場人物が描けていれば、ストーリーがありふれている、たとえば恋をして振られたというだけの話でも、その人の話は読んだことがないわけですよね。理論上は、物語って全部が新しいはずなんです。ありきたりに見えるのは、その人だけのプライベート感がないから。

井上 人間って同じ人は絶対いないわけだから、その人の唯一無二な感じが書ければ、いいんじゃないのかな。

――受講生のみなさんも、新しい小説とはどういうものか、知りたいことと思います。僕がおすすめしたい「新しい」小説は、今村昌弘さんのデビュー作『屍人荘の殺人』(東京創元社)と、それから、香港の陳浩基(サイモン・チェン)という作家の『13・67』(文藝春秋)ですね。いずれも、非常に斬新で、しかもたいへん面白い作品なので、ぜひお読みください。

◆「こんなもんだろう」が一番ダメ/花嫁衣裳のように白く/文体はその人の声

井上 私の好きな文章と嫌いな文章について、料理店でたとえるなら、まずくはない、そこそこのお店というのが一番許せないんですよね。よくあるじゃないですか、コース料理とかするする出てきて、無難なんだけど、どれも特に大したことのない、どきっとしないお店。

江國 それがなぜ嫌なのか考えたんだけど、まずいお店だったら「まずい」ということがわかるし、改善しようもあるじゃないですか。でも、そこそこのお店で、シェフが自分ではおいしいと思っているような、そんな文章だったら、よくなることもないですよね。そうなるのは、いい文章を読んでないからだと思うんです。その人の文章の良し悪し以前に、読者として優れていない。

井上 下手ならまだいいんだけど、「こんなもんだろう」みたいな感じが透けて見える文章は、本当にダメだと思います。ちゃんと言葉に自覚的に書ければいいんだけど、無自覚に書いてしまうのはダメ。借り物の文章じゃなく、自分の言葉で書いてほしいですね。

角田 じゃあさ、たとえば白いものを表現するのに「花嫁衣裳のように白い」とかはアリ? あと「抜けるような青空」とか「ほっぺたが落ちそうにおいしい」とか。

江國 かなりいいと思う場合でないと、使わないよね。たとえば「トイレットペーパーが花嫁衣裳のように白い」とか(笑)、意表を突く使い方とかね。でも、用もなく「抜けるような青空に、花嫁衣裳のように白い雲が浮かんでいた」とかだったら、もう「死ねば?」ぐらいの感じだよね(笑)。

井上 それは文脈によるよね。私だったら、一人称とか会話文では出すかもしれないけど、地の文ではまず使わないかな。

――なるほど。ところでみなさんは、文体面で一番影響を受けた作家は誰ですか。

井上 私は、やっぱり父(小説家の井上光晴氏)ですね。うちの父はフォークナーとかに影響を受けているので、翻訳っぽい文体なんです。詩もやっていたので言葉をすごく大事にするし。それと、ちょっと装飾過多。私も昔はものすごく装飾過多なものを書いていましたけど、少しずつシンプルにしました。でも、根っ子の部分ではやっぱり父がいます。

江國 私は、読んできたものの中では、石井桃子さんの文章に影響を受けています。石井さんが訳した本が最初で、それからご自身の著書も読みましたけど、数としては圧倒的に、石井さんが訳された日本語の影響を受けていると思います。
角田 私はそこまで言葉というものに意識を向けてこなかったので、文章として誰かに影響を受けたことはないと思います。なので、どう文章を書くかということにずっと苦しんできました。私が作家に影響を受けたとしたら、文章や文体ではなく、世界観であったり、小説と向き合う姿勢みたいなものですね。
 なので、昨日の「せんだい文学塾」で、お二人が「言葉は小説の肉体です」とおっしゃっていたのは、私としてはすごく勉強になりました。私は1990年に「海燕」という今はない雑誌でデビューしたんですけど、編集長だった寺田博さんは文体マニアみたいな人だったので、すごく「文体を持て」と言われたんですね。私はものすごく悩んで、いまだに「文体って何だろう」と思っています。ただ、最近になってちょっとわかってきたん>ですが、文体ってその人にしか出せない声みたいなものかな、と思うんです。そうぼんやり思っていたときに、お二人がそうおっしゃっていたので「おぉ」と思いました。

江國 文体って、英語でVoiceって言うもんね。

◆小説の声を聴く/人称の選び方/希望を持たせるか、絶望の深さを書くか

――文体もいろいろありますが、人称や視点にもいろいろなやり方がありますよね。三人称と一人称の使い分けなどは、どのようにされていますか。

井上 それは方法論化できないなあ。感覚で、ですかね。

角田 私も方法論で考えることはできないですね。たぶんこの三人ともそうだと思います。私の考えとしては、書きたいと思った小説は、まだ一文字も書いてなくても、もう長さと人称を持っているんです。まだ書いてないけど、その小説が「自分は30枚の長さで、一人称です」とか、声を出しているんですよ。まあ、まだ書いてないから聞き間違えることもあるんですけど。

井上 ちょっと書いてみて、うまくいかなかったら人称を変えることも、私はありますね。あと、人物の内面をどこまで出していいか、ということで一人称と三人称を変えたりもしますね。

江國 何を見せたいか、ということですよね。人間模様を見せるのなら三人称のほうがやりやすいし。でもそれはそれで散漫になったり、都合のいい書き方に見えてしまう危険もあるので、そこは気をつけて書かないといけないです。

――エンターテインメントの小説では、最後まで読んだ読者に希望を持たせることも要求されますが、みなさんはどのように考えていますか。

江國 うーん、希望を持たせるだけでなく、読者を絶望させる書き方をしてもいいと思うんですよね。そこに正解はなくて、面白ければいいんだと思います。

井上 私の考えなんだけど、希望を持たせて終わろうとか、主人公を成長させて終わろうとか、先に決めて書くのはいけないと思うんです。そうすると予定調和になって、都合よくお話を作っちゃう。だから、まずどういう人間を書くかを決める。そうやって書いていくと、この人は絶望したまま終わったほうがいい、とか、ちょっと希望のある終わり方になりそうだな、とか、わかると思うんですね。

――ではそろそろ時間もなくなってきましたので、みなさんの今後の予定についてお聞きしたいと思います。

江國 あまり新しい予定はないんですが(笑)、来年、アンデルセンの翻訳を出します。英語からの翻訳ですが、自分ではかなり面白いものになったと思っています。アンデルセンって、子どものころに読んだっきりの人も多いと思うんですが、改めて読むと面白いですよ。タイトルはまだ未定なんですが、のら書店という版元から出ます。

井上 私は、去年から毎日新聞日曜版で連載していた『その話は今日はやめておきましょう』という小説が、来年の5月に本になります。それから、11月の20日から読売新聞の夕刊で『よその島』という小説の連載が始まりましたので、取っている人は読んでみてください。

角田 私は、夫(ミュージシャンの河野丈洋氏)と二人で飲み屋に行って印象記を書くという連載を3年間やっていまして、それが11月終わりぐらいに新潮社から『もう一杯だけ飲んで帰ろう。』というタイトルで出ます。何一つ進歩するでもない、だらだらしたエッセイなんですけど(笑)、とっても面白いので読んでいただけたらうれしいです。

――それは面白そうですね。といった情報が入りましたところで、今日は終わりたいと思います。ありがとうございました。
~ 適宜宜しくお願い致します。
(場内大拍手)




【講師プロフィール】
◆角田光代氏
1967年、神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞を受賞する。そのあとも「ロック母」(川端康成文学賞)『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)『ツリーハウス』(伊藤整文学賞)『紙の月』(柴田錬三郎賞)『かなたの子』(泉鏡花文学賞)と受賞作が続く。小説のほかに旅のエッセイや書評集もある。文學界新人賞、文藝賞、すばる文学賞、小説現代長編新人賞などの選考委員を務める。

◆井上荒野氏
1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞受賞するが、その後小説を書けなくなる。2001年に『もう切るわ』で再起。04年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第139回直木賞、2011年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を受賞する。著書に『ベーコン』『夜を着る』『雉猫心中』、『つやのよる』、父・井上光晴の同名の作品へのオマージュ『結婚』などがある。

◆江國香織氏
1964年、東京都生まれ。89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、99年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞受賞。小説以外に詩作や海外絵本の翻訳も手掛ける。

角田光代氏
●もう一杯だけ飲んで帰ろう 角田光代、河野丈洋共著(新潮社)
https://www.amazon.co.jp//dp/4104346071/
●幸福な遊戯 (角川文庫) ※海燕新人文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4043726015/
●まどろむ夜のUFO (講談社文庫) 
※野間文芸新人賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4062739283/
●対岸の彼女 (文春文庫) ※直木賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4167672057/
●ロック母 (講談社文庫)※川端康成文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4062766701/
●八日目の蝉 (中公文庫)※中央公論文芸賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4122054257/
●ツリーハウス (文春文庫)※伊藤整文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/416767209X/
●紙の月 (ハルキ文庫)※柴田錬三郎賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4758438455/
●かなたの子 (文春文庫)※泉鏡花文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4167672103/

井上荒野氏
●もう切るわ  (光文社文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/4334737692/
●潤一 (新潮文庫) ※島清恋愛文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101302510/
●切羽へ (新潮文庫) ※直木賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101302545/
●そこへ行くな (集英社文庫)※中央公論文芸賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4087452123/
●赤へ (祥伝社)※柴田錬三郎賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4396634986/
●ベーコン (集英社文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/408746444X/
●夜を着る (文春文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/B009DEDR36/
●雉猫心中 (新潮文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/4101302553/
●つやのよる  (新潮文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/4101302561/
●結婚 (角川文庫)
https://www.amazon.co.jp//dp/4041038081/

江國香織氏
●こうばしい日々 (新潮文庫) ※坪田譲治文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101339120/
●きらきらひかる (新潮文庫) ※紫式部文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101339112/
●ぼくの小鳥ちゃん (新潮文庫)※路傍の石文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/410133918X/
●泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫) ※山本周五郎賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4087477851/
●号泣する準備はできていた (新潮文庫) ※直木賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101339228/
●がらくた (新潮文庫) ※島清恋愛文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101339260/
●真昼なのに昏い部屋 (講談社文庫)
※中央公論文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4062774720/
●犬とハモニカ (新潮文庫)
※川端康成文学賞受賞
https://www.amazon.co.jp//dp/4101339287/

Twitter Facebook