ピクシブ文芸
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2020年7月2日更新
ピクシブ文芸編集部
江戸中期を舞台に、家の事情で新吉原に売られ、花魁まで上り詰めた主人公の壮絶な人生と愛を描いた物語。富士の噴火で命を落とした妹のため、守銭奴の父と兄を見返すため、必死に生きてきた彼女は、身請け人の死を機に、心に深い闇を抱える錺職人・政吉と出会い……。
丁寧な口調でつづられる彼女の一人語りから、上品さや気丈さ、芯の強さなどパーソナリティが生き生きと伝わってきます。当時の時代背景や言葉などもリアル。2人の切なく、もどかしい恋愛がドラマチックに展開し、見事なエンターテインメントに仕上がっています。

キャラクターが素敵です! 4 ★★★★☆
ストーリーが面白いです! 5 ★★★★★
文章で読ませます!    4 ★★★★☆
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆
2020年6月26日更新
ピクシブ文芸編集部
気を失って目覚めると、どうやら恋人である“彼”の記憶だけを忘れてしまっている“私”。「思い出さなくてもいい」と言いながら献身的に接してくれる彼と過ごすうちに、ついにその理由にたどりつきますが……。
冒頭に描かれる雷雨の中で2人が相対する場面が印象的かつミステリアスで、一気に世界観へと引き込まれました。私の視点で始まり、後半から彼の視点になることでストーリーに奥行きが生まれています。「忘れる」「許す」というキーワードがうまく絡められており、複雑で繊細な心情描写も秀逸です。

キャラクターが素敵です! 3 ★★★☆☆
ストーリーが面白いです! 4 ★★★★☆
文章で読ませます!    5 ★★★★★
タイトルがいいです!   3 ★★★☆☆

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2020年6月26日更新
→第2回「夢さなか」を読む →第3回「言霊」を読む →第4回「花咲く恋」を読む *   *   * つむぎが隼人と共に紀伊に旅立って、早五年の月日が流れた。 利通は今、信政と共に長崎は出島のオランダ商館で、エルヴィンという医者から蘭学を学んでいた。エルヴィンは三十歳半ばの貴公子で、外科治療に秀でた商館医であった。解剖学にも精通していて、その知識を得ようと日本中から、腕に覚えのある医者達がやって来ていた。 …

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